ホーチミン市 買い物代行部隊導入、買い物目的の外出も禁止
皆さんこんにちは。
東京のコロナ感染者数が一向に減りませんね。8月半ばには、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は199.93人と報道されました。あの地獄絵図のように報道されていたピーク時のインド(5月9日)198.5人(WHO=世界保健機関=調べ)を上回ってしまったようです。最近つくづく思います。「コロナすごいな・・」と。
さて、一時期はコロナをうまく抑え込んでいたベトナムも現在は感染状況が芳しくありません。本日はそんな現地の新しく開始された政策をご紹介したいと思います。
8月23日午前0時から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策をさらに強化しているホーチミン市では、市内全域の全世帯を対象に、買い物代行制度を導入することが決定されました。
元々感染状況が酷いホーチミン市では、市民の居住区を4つのゾーンに分け、それぞれ安全な順に①グリーンゾーン ②イエローゾーン ③オレンジゾーン ④レッドゾーンと分類していました。最も安全とされるグリーンゾーンでは、回数を限定して買い物を目的とする外出が認められる予定でしたが、同市人民委員会は新型コロナ対策を徹底させるべく、買い物代行制度の対象をグリーンゾーンを含む市内全域としたようです。
これにより、8月23日午前0時から9月6日午前0時までの期間は、各行政区の「買い物代行部隊」が地元住民の需要に応じて1世帯につき週1回のペースで買い物を代行し、生活必需品を供給することが決定されました。つまり、買い物目的の外出も全面禁止とされたということになります。日本では考えられないですね。
ちなみに、この「買い物代行部隊」は軍や警察、ベトナム祖国戦線、女性協会、ホーチミン共産青年同盟(青年団)、地域の自治会などのメンバーから構成されており、民間は関与していないようです。
また、市は市民940万人のために、1日当たり1万964tの食料品と1900万Lの飲料水を供給し、同時に新型コロナ禍の影響で困窮している人々に、合わせて200万袋分の「生活必需品袋」を無料で提供する、とのことです。
以上いかがでしょうか。元々コロナをうまく抑え込み成功例と言われていた国の意地を感じるような政策ですね。早く感染者数も落ち着いてまた行き来ができるようになって欲しいと感じています・・・